全国転勤は敬遠されがちかもしれませんが、実はメリットもたくさんあるんです!
人によっては全国転勤の方が合っている場合もありますので、メリットとデメリットを実体験を基に紹介していきます。
目次
全国転勤のメリット
新しい場所での経験が増える
全国転勤の最大のメリットは、何よりも新しい場所での経験が増えることです。
新しい環境に飛び込むことで、多くの刺激を受け、視野が広がります。
その場所で暮らすことで、知らなかった文化を知れたり、知り合いが増えたり、旅行で訪れるだけでは得られない出会いがたくさんあります。
地域のことを知ると愛着が湧いてきて、どんどんそこでの生活が楽しくなります。
数年ごとに異なる地で生活できるので飽きっぽい人にも向いているかもしれません。
ぼくはラーメン屋さんを巡ったり、妻とおしゃれなカフェを探して行ったりしていました!
このような経験は、転勤がなければ得られない貴重なものです!
慣れ親しんだ場所は安心感がありますが、一歩足を踏み出してみるのも面白いものですよ!
スキルアップのチャンス
全国転勤はスキルアップの大きなチャンスです。
新しい職場では、これまでとは違う仕事のやり方や考え方を学ぶことができます。
同じ企業であっても、地域が違うことで業務の進め方や取引先も違うこともあるので、その土地柄を理解ながらその環境に馴染んでいくのは面白みがあります。
同じ場所で同じ仕事長くすることも専門性という面では素晴らしいですが、様々な環境で仕事をすると、臨機応変に順応できるようになります。
色々な文化や思考に触れられることができるので、人間としての幅が広がり、結果として、将来の選択肢が増え、自分の成長を実感できます。
人脈が広がる
全国転勤により、人脈が広がることも大きなメリットです。さまざまな場所で多くの人と出会うことで、人間関係が豊かになります。
- 新しい同僚や上司との関係が築ける
- 地元の人々と交流できる
- 転勤先での友人が増える
愛知県での勤務期間中に地元のイベントに参加し、多くの友人を作ることができました。
友人ができたことでプライベートも充実して、転勤生活がより楽しくなりましたよ!
このように、全国転勤を通じて築いた人脈は、その場所を離れた後でも、仕事だけでなく人生の財産になります。
人間関係に縛られない
人脈作りに役立つという話をしたところですが、逆に人間関係に悩まされることも転勤があることで軽減されます。
例えば、そりが合わない上司や苦手な先輩がいる職場に配属になってしまっても、数年後に自分かその人が転勤することがわかっていれば、ある程度割り切れます。
ぼくも、考え方が合わず苦手だった先輩・上司がいましたが、どちらも一緒に働いたのは1年ちょっとでしたので、乗り切れました!笑
遠方に転勤となれば、基本的には関わることがなくなるので、その点ではかなり気が楽な気がします。
会社からの補助がある
会社の命令で転勤をさせられるので、住宅補助といった補助制度がある場合が多いです。
ここは企業によって異なるので、会社説明会で質問するなど確認が必要です!
一例として、
・借り上げ社宅(自己負担は少額)
・引越し費用は全額会社負担
・転勤時、一時金支給
などがあります。
地方だと都心部より物価が低いうえ、さらにこういった補助があると嬉しいですね!
全国転勤のデメリット
引っ越しの負担
全国転勤のデメリットとして、引っ越しの負担があります。
ここを楽しめたら問題ないのですが、引っ越しは体力的にも精神的にも大変な作業です。
- 新居探し
- 荷造り&荷解きの手間
- 住所変更などの手続きが多い
何度も引っ越しを繰り返すうちに、これらの作業は慣れてきますが特に住所変更は面倒です。
郵便局や警察署、役所での住民票の届出だけでなく、カード会社や楽天/Amazonなどに登録している情報も全て変えていかなければいけません。
あと、長く同じ家に住めないので部屋に合わせた家具などを買ってしまうと後々後悔します!
ぼくの場合、物件探しはむしろ好きなので、次はどんな家に住もうかな♪とわくわくするタイミングでもありました。
家族への影響
全国転勤は家族にも大きな影響を与えます。
家族全員が新しい環境に適応しなければならないため、ご結婚されている方はここが一番の悩みどころになると思います。
ぼくは家族のことを考えて全国転勤の企業を退職することを決めました。
例えば、子供が転校を繰り返すことで、友達と別れる寂しさを感じたり、幼馴染や親友と呼べる友達を作りにくくなったりすることもあるでしょう。
それを解決するために単身赴任を選択すれば、子どもの成長を見届けることはできなくなってしまいます。
また、数年での転勤が前提であれば、配偶者が正社員で仕事に就くことが難しくもなってしまいます。
このような問題に対処するためには、家族全員でしっかりと話し合い、自分たちにとって何が一番幸せな人生を送れるか考えて解決策を見つけることが重要です。
不慣れな環境での生活
初めての場所での生活は、慣れるまで時間がかかります。
- 雪国や降水の多い地域
- 自分が育った環境より気温が高いor低い地域
- 食べ物の好みが合わない地域(味の濃さなど)
食べ物に関しては、最近ではどの地域でも様々な料理が食べられるのでそこまで問題にはならないと思いますが、気候は生活に大きく関係してきますので要注意です!
環境が異なると生活のリズムを整えるために負担がかかるので、当然希望していない地域へ配属されることがあることは覚悟しておきましょう。
転勤を楽しむための工夫
事前に情報を集める
転勤を楽しむためには、事前に情報を集めることが重要です。
新しい環境に関する情報を知っておくことで、スムーズに適応できます。
旅行の前にガイドブックやインターネットで旅行先の情報を調べるように、転勤先の情報を調べてみましょう!
どんな気候?名産品は?有名な観光スポットはある?地元のお祭りはある?
興味を持って知ることで生活を豊かにするヒントになるはずです。
せっかくそこに住むのですから、仕事をするだけではもったいないです!
とことん楽しんだもん勝ちだと思いますよ!
コミュニティに参加する
新しい場所での生活を楽しむためには、地元のコミュニティに積極的に参加することもおすすめです。
知り合いが増えれば休みの日が待ち遠しくなる程プライベートが充実します。
- 町内会や地域イベントに参加する
- 趣味のサークルやクラブに入る
- ボランティア活動に参加する
これらは一例ですが、社会人サークルは無数にありますし、お酒が好きであれば気になる飲み屋を巡っているうちに飲み友達ができることも?
新しいコミュニティに飛び込む経験は、プライベートだけでなく仕事にもいい影響を与えてくれるかもしれません。
全国転勤を成功させるために
柔軟で楽しむ心を持つ
全国転勤には多くの変化が伴いますが、前向きに変化を捉えることで新しい環境にも適応できます。
変化を受け入れ、楽しむ姿勢が重要です。
転勤を長めの旅行だと思えたらあなたは全国転勤に向いている人です!
地域が変われば、人の雰囲気や文化も異なりますので、そういった多様な価値観を受け入れられる柔軟な心を心がけたいですね。
家族とのコミュニケーションを大切に
転勤生活において家族とのコミュニケーションはとても重要です。
知り合いも少ない中で生活を始めると少なからずストレスがかかりますので、お互いにパンクしないように気遣い合って協力していきましょう。
定期的にお互いの心境を打ち明けて気持ちを理解する場を設けたり、遠出をしてリフレッシュしたりすることも効果的だと思います。
ぼくは奥さんと定期的に旅行に行き、ホテルのベランダで夜な夜な語り合う会を開いてました。
転勤が決まったら、まずは家族全員で話し合い、新しい環境への不安や期待を共有しましょう。
家族との絆を深めることが、転勤を成功させる鍵となります。
まとめ
全国転勤にはメリットもデメリットもありますが、受け止め方次第でその経験を何倍にも豊かなものにすることができます。
柔軟な心と前向きな姿勢で、新しい環境を楽しみましょう!